概要

本書内で印象に残ったフレーズをまとめた。タイトル部分のリンクは、各部の解説部分に飛ぶためのリンクである。
 
 
第1部 内政充実
誰もが税金を納める明るい社会にしたいものである(52ページ)

モラルを上げると収入も増えるということ。何もおかしなことは言っていないが、なぜだか非常に胡散臭く感じられる。


 
ハッキリ言って命令〈何もしない〉の実行は、あなたのゲームに対する熱意が疑われてもしようがない行為である(58ページ)

そのままの意味である。読者に対して、ここまできっぱりと言ってしまうのがすがすがしい。もちろん、直轄地においてはその限りではなく、これに関しては本書でもフォローが入っている。ちなみに「何もしない」は、『三國志』やFC版『ジンギスカン』のコマンド。PC版『ジンギスカン』では「無行動」である。



熱量学的諸行無常(61ページ)

本作の能力値は、コマンドを入力するたびに減少する。展開が忙しくなってくると、自分を「訓練」して能力を上げてはコマンドで能力をすりつぶし、再び「訓練」で能力を上げるという自転車操業を繰り返すことになる。その有様を一言で表した名言。



一見有用なように見えるコマンドだが、実はあまり意味がない。いや、むしろ、まったくムダといえる(63ページ)

「間謀」の「国内捜査」に対するコメント。本作では、国内に間諜が入り込んでいるかどうかを確認する手段はない。よって、このコマンドを使って間諜を捕らえたとしても、その矢先に別の間諜からの破壊工作を受ける可能性もあるということ。
 
 
特集 絹の道

あたまとしっぽはくれてやれ(75ページ)

商人から購入する時は安い方がよく、売却する時は高い方が良い。それは当然の道理であるが、そう都合よく相場が変動してくれるものでもない。さらに相場が良くても、商人が不在ということもある。そのため、あまり欲張らずに、取引ができる機会に取引を済ませようということ。
 
 
第3部 戦に、のぞむ

歩兵隊ただ一部隊のみで、城で瞑想でもしている。それがチベットのやり方だ(152ページ)

本作の第17国(吐蕃)は地形の大半が山や森で埋められている。そして、本作では山や森に侵入しただけで兵士数が減少する。よって、ここで防衛戦をする場合は、下手に打って出るよりも城で守りを固めて敵が来るのを待てば、敵の兵士数は自然に減少していくというわけである。



「敵はホイサラ朝!」とか思うと、肩の力が抜けて、なかなかいいかもしれない(161ページ)

本作のインド諸王朝が「ホイサラ朝」にあたることから。実際に戦うころには別の国になっていることも珍しくはないが、新国名はランダムで決まっているようなので、やはり脱力系の国名になることも多い。
 
 
第4部 ユーラシア大陸統一法

基礎編って、いったい何のためにあるんだ?(177ページ)

本書では、リチャード1世の初期戦略として、8国(フランス)から西回りに侵攻するルートを勧めているが、リプレイでは、8国からの同盟を受諾してしまい、そのルートに進めなくなってしまった。それに対するセルフツッコミ。

ちなみに、プレイヤーが担当するイングランドが8国と隣接する9国(神聖ローマ帝国)を占領したことでフランスの後顧の憂いはなくなり、フランスが本書の推奨ルートで勢力を拡大してしまう。



いったい何をやっているんでしょうね、私は。マネしちゃいけませんよ(186ページ)

日本でプレイ中、同盟を駆使して勢力を拡大したところ、同盟国にまわりを囲まれ、それ以上の勢力拡大ができなくなったことに対するセルフツッコミ。ちなみに、本作の同盟は5年間と期限が決まっており、同盟対象国が滅びない限り、それを破棄することはできない。

結局、同盟国の属領が独立したすきをついて領土を拡張することに成功するが、想定外の行動であったこともあり、領土は一部が突出したいびつな形になってしまう。
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